ローヤルゼリーの口コミ、価格、成分で徹底比較しました。ローヤルゼリーの正しい選び方をお伝えします。

ローヤルゼリーの作り方

2019/01/05

女王バチの特別食として作られるローヤルゼリー。生後10日前後の若い働きバチがミツや花粉の混合食を食べると、体内で消化吸収後、咽頭線から乳白色のクリーム状の物質が吐き出されます。それがローヤルゼリーです。原料となるのは、花から集めてきた花粉。それを働きバチが体内で消化、分解、生成し、下咽頭腺と大あご腺から分泌したものになります。若い働きバチとは、人間でいえば、17~18歳くらいの元気盛り。新陳代謝も活発なころです。 女王バチだけが食べられるということから「王乳」とも呼ばれるローヤルゼリーは、まさに栄養の宝庫です。人間の体では作られない必須アミノ酸をはじめとしたアミノ酸、体の調子を整える各種ミネラル、ビタミンなど必須栄養素がバランスよく配合されていて、その中にはデセン酸など、ローヤルゼリーだけが持つ特別な成分があります。

1匹の女王バチのためだけに作られるローヤルゼリーの量は、ほんのわずか。その習性を知り尽くしている養蜂家は、みつばちがローヤルゼリーを貯める王台を人工的に作って巣箱に置くことで、できるだけたくさんのローヤルゼリーを採集する技術を開発しました。

それでも1つの王台から採集できる量は300mgですから、今でもとても貴重な食品なのです。

ちなみに、働きバチたちの食事は、ハチミツと花粉です。糖が主成分のハチミツは、働くためのエネルギーを得られる主食として、タンパク質、ビタミン、ミネラルを含む花粉は、普段のおかずや雨期の間の保存食として食べられています。ローヤルゼリーを食べた女王バチの一生は、働きバチと比べ物になりません。 働きバチの平均寿命が、約1ヶ月なのに対して、女王バチはなんと!2年~5年も生 きてしまうそうです。

女王バチは、特別な血筋で生まれてくるわけではないのです。 働きバチになる他のハチと同じように、この世に生まれてきます。ただ、女王バチにな るために一匹だけ幼虫に育ったころから、ローヤルゼリーを与え続けているのです。 そして女王バチは羽化し、出産を繰り返すようになってからも、毎日ローヤルゼリー だけを食べ続けるそうです。 たんぱく質、糖質、脂質のほかにも各種ビタミン、ミネラル、アミノ酸などをバランス よく含むローヤルゼリーは、まさに ミツバチの最高傑作なのです。

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